障子の張替方法
障子紙を自分で張替える方法です。汚れや日焼け等で変色した障子紙は、見た目も悪く、部屋を暗い印象にしてしまいます。障子紙の張替えは意外と簡単に自分ですることができます。
尚、障子紙の張り替え方法には、障子紙をのりで貼るタイプとアイロンで貼るタイプがあります。アイロン障子紙は手頃で良いのですが、次回の障子紙の張替えに苦労します。といいますのは、熱で溶けたのりを取らないと上からくっ付いてくれず、こののりがなかなか取れないのです。
障子紙の張替えはのり貼りタイプをお勧めします。
障子紙の張替え(のり貼り)
古い障子紙をはがします。障子裏側桟の部分にのりばけで水をぬり、障子紙をはがします。はがした後、きれいにふき取り、乾燥させます。障子本体が敷居から外れない場合は、襖(ふすま)と障子の修理を参照してください。
障子紙を張る面を上向きに置き、障子紙の一端をテープなどで、障子紙と障子が平行になるように固定します。
障子のりを水で溶き、桟全体にのりを塗っていきます。塗り残しがないように注意してください。
障子紙を転がして、貼り付けます。隅まで行けば、桟を軽く押さえ、接着させます。
のりが乾燥すれば、障子紙のはみ出した部分をカットし、完成です。